こんにちは!「腸活のある暮らし」の、ちょうまるです。
「腸活に味噌汁がいいって聞くけど、本当に痩せるの?」そんな疑問を持っていませんか?毎日飲むものだから、その効果が気になりますよね。単に味噌汁を飲むだけで痩せるなら簡単ですが、実際には「色々試したけど痩せない…」と感じている方もいるかもしれません。
実は、味噌汁を使った腸活ダイエットには、成功するためのちょっとしたコツがあるんです。それは、痩せ菌やデブ菌といった腸内環境の仕組みをしっかり理解して、味噌汁の持つ「発酵食品」の力と、食物繊維やオリゴ糖といった「具材」の力を、最大限に引き出してあげることなんです。
ただ飲むだけではもったいない!なぜ味噌汁が腸活におすすめなのか、その科学的な理由から、痩せる効果を高めるおすすめの具材の選び方、忙しい日でも大丈夫なインスタント味噌汁との付き合い方、いつ飲むのが効果的なのか、そして一番気になる塩分の管理方法まで、あなたの疑問にまるっとお答えしていきますね。話題の「長生きみそ汁」の秘密にも迫りますよ。
- なぜ味噌汁が腸活とダイエットに良いのかが分かる
- 痩せ菌を育てる「短鎖脂肪酸」の仕組みが分かる
- 効果を最大化する味噌汁の作り方と飲むタイミング
- ダイエットに失敗しないための注意点と具材の選び方
腸活と味噌汁で痩せる科学的メカニズム

「味噌汁を飲むと痩せる」と聞くと、なんだか魔法みたいに聞こえるかもしれませんね。でも、これはカロリーが低いから、という単純な話だけじゃないんです。これにはちゃんと私たちの腸内環境に基づいた科学的な理由があるんです。まずは、味噌汁がどうやって「痩せ体質」を作るのか、そのメカニズムについて、一緒に詳しく見ていきましょう!
痩せ菌とデブ菌とは?腸内環境の基本
私たちの腸の中には、なんと100兆個以上もの細菌が住んでいると言われています。種類も多く、まるでお花畑(フローラ)のように見えることから「腸内フローラ」と呼ばれています。この菌たち、実は私たちの健康や体型に大きな影響を与えていて、大きく3つのグループに分けられるんです。
- 善玉菌:体に良い働きをする菌(ビフィズス菌、乳酸菌など)
- 悪玉菌:体に悪い影響を与え、腸内環境を乱す菌(ウェルシュ菌など)
- 日和見菌:腸内の善玉菌と悪玉菌のうち、優勢な方の味方をする菌
この腸内フローラの理想的なバランスは、「善玉菌 2:悪玉菌 1:日和見菌 7」とされています。日和見菌が一番多いのが意外ですよね。この日和見菌こそが、ダイエットの鍵を握っているんです。
ダイエットの文脈で注目される「痩せ菌」と「デブ菌」は、主にこの日和見菌の中に存在していると言われています。
痩せ菌(バクテロイデス門など):
主に食物繊維をエサにします。彼らが活発になると、後述する「短鎖脂肪酸」という痩せ体質を作る物質を生み出し、脂肪の吸収を抑えたり、代謝をアップさせたりする働きをサポートします。
デブ菌(ファーミキューテス門など):
高脂質・高カロリーな食事が大好き。最大の特徴は、同じ食事をしても、通常より多くのエネルギーを吸収し、余った分を脂肪として体内に溜め込もうとする高いエネルギー効率にあると言われています。食生活が乱れて悪玉菌が優位になると、このデブ菌が活性化しやすいんです。
つまり、腸活で痩せやすい体を目指すというのは、単に体重を落とすことではなく、食生活を見直して「デブ菌」が喜ぶ高脂質・高糖質なエサを減らし、「痩せ菌」が喜ぶ食物繊維などを積極的に摂って、彼らが活躍しやすい腸内環境を作ってあげること、なんですね。
痩せ菌が作る短鎖脂肪酸の驚くべき効果
じゃあ、「痩せ菌」が活躍すると、具体的にどんないいことがあるんでしょうか?
その鍵を握るのが、痩せ菌たちが生み出す「短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)」というスーパー物質です。
短鎖脂肪酸とは、酢酸、プロピオン酸、酪酸などの総称です。これらは、水溶性食物繊維やオリゴ糖など、私たち人間が消化できない栄養素を、痩せ菌を含む善玉菌がエサとして「発酵」させることで生み出されます。いわば「腸内細菌の代謝物」ですね。
この短鎖脂肪酸、ただ腸の中にいるだけじゃなく、大腸から吸収されて血流に乗り、全身の代謝システムに強力なシグナルを送る、すごい働き者なんですよ。
短鎖脂肪酸の主な3つの働き
- 1. 脂肪の蓄積をブロック!
短鎖脂肪酸には、脂肪細胞が血液中から余分な栄養(脂肪や糖)を取り込んで蓄積するのを防ぐ働きがあります。つまり、体内に余分なエネルギーが蓄積されるのを物理的に抑制してくれるんですね。 - 2. 基礎代謝の向上をサポート!
血流に乗った短鎖脂肪酸が交感神経を刺激します。交感神経が活性化すると、心拍数や体温が上昇しやすくなります。これにより、私たちがじっとしている時(安静時)のエネルギー消費量、すなわち「基礎代謝」が高まり、脂肪が燃焼しやすい体質へと導いてくれます。 - 3. 腸内環境の改善とデトックス!
短鎖脂肪酸は、大腸の粘膜細胞にとって主要なエネルギー源となります。エネルギーを得た大腸は、「蠕動(ぜんどう)運動」という腸を動かす働きを活発化させ、便通をスムーズにします。また、腸内を「弱酸性」に保つことで、悪玉菌の増殖を抑え、腐敗や有毒物質の発生を防いでくれるんです。
この流れ、「食物繊維を摂る」→「痩せ菌が喜ぶ」→「短鎖脂肪酸が作られる」→「代謝アップ&脂肪蓄積ブロック」という、痩せ体質への理想的なサイクルが生まれるわけです!
味噌汁が最強のシンバイオティクスな理由
ここで、ようやく味噌汁の登場です。
なぜ数ある腸活フードの中でも味噌汁が特に注目されるのか? それは、味噌汁一杯で「シンバイオティクス」という理想的な腸活が実践できるからなんです。
…また難しい言葉が出てきちゃいましたね。でも、これは腸活の基本なので、ぜひ覚えてほしいポイントです。
プロバイオティクス(菌そのもの)
まず「プロバイオティクス」。これは、腸内環境に良い影響を与える「生きた善玉菌」そのもの、またはそれを含む食品を指します。ヨーグルトのビフィズス菌や乳酸菌、そして味噌に含まれる乳酸菌や麹菌などがこれにあたります。
プレバイオティクス(菌のエサ)
次に「プレバイオティクス」。これは菌ではなく、腸内にすでにている善玉菌の「エサ」となり、善玉菌を育てる(増殖させる)働きを持つ食品成分です。代表的なのが、食物繊維やオリゴ糖です。
シンバイオティクスとは、この「菌(プロ)」と「エサ(プレ)」を同時に、一緒に摂ることを言います。菌だけを送り込んでも、腸内でエサがなければ元気に働けませんし、エサだけあっても、肝心の菌が少なければ効率が悪いですよね。
もうお分かりですよね。
味噌汁は、
【プロバイオティクス源】
「味噌」に含まれる乳酸菌や酵母菌、麹菌など多様な善玉菌。
【プレバイオティクス源】
「具材の野菜・海藻・きのこ類」に含まれる豊富な食物繊維。
さらに、「味噌の米麹由来」のオリゴ糖(※米麹を使った味噌の場合)。
これらを、同時に、しかも美味しく摂ることができる最強の腸活スープなんです!
菌を生きたまま届ける味噌汁の温度
ただし、味噌汁の「プロバイオティクス(生きた菌)」の効果を最大限に活かすためには、一つだけ決定的な注意点があります。
それは、「温度」です。
味噌に含まれる乳酸菌や麹菌、そして発酵過程で生まれる酵素の多くは、実は熱に弱いんです…。専門家の指摘や研究によれば、一般的に50℃~60℃くらいから活動が弱まり始め、沸騰させてしまう(グラグラ煮立たせる)と、その多くが死滅してしまうと言われています。
菌を生かす作り方のコツ「煮えばな」
具材にしっかり火を通したら、一度火を止めるか、ごく弱火にします。そして、お椀によそう直前に味噌を溶き入れるのがベストです!
昔から「味噌汁は煮えばな(沸騰直前の状態)が一番美味しい」と言われますが、これは風味だけでなく、菌の活性を保つ上でも理にかなっていたんですね。
死菌(死滅した菌)にも効果がある?
「えー!じゃあ沸騰させたら無意味なの?」「作り置きの温め直しはダメ?」
と心配になった方、大丈夫です!決して無価値にはなりません。
たとえ菌が死んでしまっても、その「菌の死骸(菌体成分)」は、腸内にすでにいる他の善玉菌のエサになったり、腸の免疫機能を刺激したりすることが分かっています。これを「バイオジェニックス」と呼んだりもします。
そして何より、プレバイオティクスである「具材の食物繊維」や「米麹由来のオリゴ糖」は、加熱しても失われることはありません!
生きた菌を届けたい時は「火を止めてから味噌を溶く」、忙しい時や作り置きは「プレバイオティクス(エサ)補給」と割り切る。この柔軟な使い分けが、腸活を長く続けるコツですね。
飲むタイミングは朝?夜?いつ飲むべきか
「味噌汁は、朝と夜、いつ飲むのが一番効果的なの?」というのも、よくある疑問ですよね。
これ、実はどちらにも明確なメリットがあるんです!ご自身のライフスタイルに合わせて選ぶのが一番ですよ。
朝に飲むメリット:代謝のスイッチオン!
朝の体は、睡眠中に体温が低下し、水分も失われている状態です。そこで温かい味噌汁を飲むと、内臓からじんわりと体温を上昇させ、1日の活動に向けた代謝のスイッチをオンにしてくれます。また、水分と塩分(ミネラル)、そして食物繊維を補給することで、お通じのリズムを整えるのにも役立ちます。
夜に飲むメリット:腸のゴールデンタイムを応援!
実は、腸が最も活発に働き、日中のダメージを修復したり、腸内環境を整えたりするのは、私たちが寝ている間だと言われています。この「腸のゴールデンタイム」に備えて、夜(夕食)に食物繊維や発酵食品(味噌)を摂っておくことで、睡眠中の腸の働きを効率よくサポートできるんです。また、具だくさんの味噌汁は満腹感が非常に高いので、夕食の満足度を上げ、その後の夜食や間食を防ぐ効果も期待できますね。
結論:どちらも正解!それより「毎日継続」が命
朝派も夜派も、どちらにも明確なメリットがあります。ご自身の生活リズムに合わせて、一番続けやすいタイミングで取り入れるのが最適です。
大切なのは、「いつ飲むか」よりも「毎日継続すること」です。
なぜなら、発酵食品から摂った善玉菌の多くは、残念ながら腸内に定着しにくい(3〜4日程度で排出されることが多い)とされているからです。そのため、たまに大量に摂るのではなく、1日1杯でもいいので、毎日コツコツと菌とそのエサを腸に供給し続けることが、腸内フローラを改善する一番の近道なんですね。
腸活の味噌汁で痩せる人と痩せない人の違い

さて、理論はバッチリですね!味噌汁が腸活とダイエットに良い理由は、痩せ菌のエサとなる「プレバイオティクス(食物繊維)」と、菌そのものである「プロバイオティクス」を同時に摂れるからでした。
でも、「理論通りに毎日飲んでるのに、ぜんぜん痩せない…」という方もいらっしゃるかもしれません。その場合、もしかしたら「具材の選び方」や「飲み方」に、ちょっとした落とし穴があるのかも。痩せる人と痩せない人の違いは、どこにあるんでしょうか?
痩せる効果を高めるおすすめの具材
腸活(=痩せ菌を育てて短鎖脂肪酸を作る)の観点から言えば、味噌汁の具材は戦略的に選びたいところです。主役はやっぱり「プレバイオティクス(エサ)」となる食物繊維です!
水溶性食物繊維(痩せ菌の主食)
ネバネバ・ぬめり系が目印です。これらは水に溶けてゲル状になり、痩せ菌の大好物であると同時に、糖の吸収を緩やかにして食後血糖値の急上昇を抑えたり、胃腸内をゆっくり移動して満腹感を持続させたりする効果も期待できますよ。
<具材例>
わかめ、とろろ昆布、めかぶ、もずく、オクラ、なめこ、アボカド、こんにゃく など
不溶性食物繊維(腸のお掃除役)
こちらは水に溶けにくく、腸内で水分を吸って膨らみ、便のカサを増やしてくれます。その結果、大腸の腸壁が刺激され、ぜん動運動が活発になり、便通を促す(デトックス)サポートをしてくれます。きのこ類は低カロリーでカサ増しにも最適です。
<具材例>
きのこ類(しめじ、えのき、舞茸、しいたけ)、根菜類(ごぼう、大根、にんじん、れんこん)、キャベツ など
タンパク質(代謝をキープ)
ダイエット中はタンパク質が不足しがち。タンパク質は筋肉の材料なので、不足すると筋肉が減って基礎代謝が落ち、逆に痩せにくい体になってしまいます。豆腐や鮭などで、しっかりタンパク質も補給しましょう。特に大豆製品に含まれる「大豆オリゴ糖」も、善玉菌のエサ(プレバイオティクス)として機能します。
<具材例>
豆腐、油揚げ、納豆(!)、卵、鮭、鶏むね肉(皮なし) など
痩せるための最強コンビは、「水溶性」と「不溶性」を両方入れること!
例えば、「わかめ(水溶性)+きのこ(不溶性)+豆腐(タンパク質)」なんて、まさに黄金バランスですね。具材を選ぶ際は、このバランスを意識してみてください。
| 具材カテゴリ | 代表的な具材 | 腸活・ダイエットにおける主な役割 |
|---|---|---|
| 水溶性食物繊維 (痩せ菌のエサ) | 海藻類(わかめ、とろろ昆布、めかぶ)、こんにゃく、オクラ、なめこ | ・痩せ菌(善玉菌)の主要なエサとなり、短鎖脂肪酸の産生を強力に促進。 ・糖の吸収を緩やかにし、食後高血糖を抑制。 |
| 不溶性食物繊維 (腸の清掃) | きのこ類(しめじ、舞茸、えのき)、根菜類(ごぼう、大根)、キャベツ | ・腸のぜん動運動を刺激。 ・便のカサを増やし、便通を促進(デトックス)。 ・低カロリーでカサ増しになり、満腹感を高める。 |
| 大豆製品・タンパク質 (代謝維持) | 豆腐、油揚げ、納豆、鮭、卵、鶏むね肉 | ・筋肉の維持・増強をサポートし、基礎代謝の低下を防ぐ。 ・大豆オリゴ糖は善玉菌のエサにもなる。 |
逆に太る?避けるべき具材
一方で、良かれと思って入れていた具材が、実は「デブ菌のエサ」になっていたり、味噌汁一杯のカロリーを大幅に引き上げて、ダイエット効果を相殺している可能性もあります。
高糖質な具材(イモ類)
<具材例> じゃがいも、さつまいも、かぼちゃ、里芋 など
これらは栄養価が高い一方で、糖質量が突出して多い食材です。食物繊維も含まれますが、ご飯(主食)と一緒に食べると、主食+イモ類の糖質で「糖質過多」になりやすいんですね。デブ菌は糖質も好物なので、ダイエット中は量を控えるか、その分ご飯の量を半分にするなどの調整が必要かもしれません。
高脂質な具材(脂身の多い肉・加工肉)
<具材例> 豚バラ肉、牛バラ肉、ひき肉、ベーコン、ソーセージ、チーズ など
これらの食材から出る「脂」は、デブ菌の大好物。せっかく痩せ菌を増やそうと頑張っても、同時にデブ菌にもごちそうを与えている状態になってしまいます。また、脂質はカロリーも高いため、味噌汁一杯あたりのカロリーが跳ね上がります。お肉を入れるなら、赤身肉や鶏むね肉、ささみなどを選ぶのがおすすめです。
毎日飲んでも痩せない人の共通点
具材はバッチリ。毎日飲んでる。それでも痩せない…という場合、こんな「食べ方」や「習慣」になっていませんか?
失敗する共通点と「食べ方」
- 全部「置き換え」ている
痩せたいからと、1日の食事すべてを味噌汁だけにするような極端な置き換えは絶対にNGです。タンパク質、脂質、ビタミンなどの必須栄養素が決定的に不足します。特にタンパク質が不足すると、体は筋肉を分解してエネルギーを得ようとするため、筋肉量が減少し、結果として基礎代謝が落ち、逆に痩せにくい体になってしまいます。 - 食事の「最後」に飲んでいる
お腹いっぱいご飯やおかずを食べた後に、シメとして味噌汁を飲むと、それは単なるカロリーと塩分の追加摂取になってしまいます。 - 具が少なく、よく噛まない
「最初に飲むといい」と聞いて、具がほとんど入っていない「汁だけ」を先に飲んでいませんか?これでは満腹感が得られにくく、すぐにご飯やおかずを食べてしまい、血糖値の上昇を抑える効果も半減してしまいます。
成功の秘訣は「味噌汁ファースト」
成功の秘訣は、「具だくさんの」味噌汁を「食事の最初に」「ゆっくりよく噛んで」食べること!
これは「ベジファースト(野菜から食べる)」ならぬ「味噌汁ファースト」ですね。食事の最初に、食物繊維が豊富に含まれた温かい具材を胃腸に入れることで、満腹中枢が刺激され、主食(炭水化物)やおかずの食べ過ぎを自然に防ぐことができます。
さらに重要なのが、食物繊維が先回りして腸に届くことで、後から入ってくる糖質の吸収を緩やかにし、食後血糖値の急激な上昇を抑えてくれることです。血糖値の急上昇は、脂肪を溜め込むホルモン(インスリン)の分泌につながるため、これを抑えることはダイエットにおいて非常に重要です。
根菜やきのこ類をあえて大きめにカットして、咀嚼回数を増やすのも、満腹感を得るために有効なテクニックですよ。
インスタント味噌汁でも効果はある?
「毎日手作りは正直キツイ…インスタントじゃダメ?」
わかります!忙しい時や疲れている時、インスタントは本当に現代人の味方ですよね。
結論から言うと、「選び方次第で、腸活のサポートには十分なる!」です。
メリットとデメリットを知ろう
<デメリット>
残念ながら、インスタント(フリーズドライや生味噌タイプ含む)は、製造過程で高温加熱処理が施されているため、「生きた菌(プロバイオティクス)」の効果はほぼ期待できません。また、一般的に塩分が高めに設定されている商品が多いのも注意点です。
<メリット>
ですが、諦めないでください!
最大のメリットは、その「手軽さ」と「継続のしやすさ」です。腸活は継続が命なので、手作りが無理な日に「ゼロ」にするより、インスタントでも「プレバイオティクス補給」をする方がずっと良いです。
加熱しても失われない「食物繊維(プレバイオティクス)」は、インスタントでもちゃんと摂れます。
賢い選び方のポイント
インスタントを選ぶ時は、ぜひパッケージの裏側をチェックしてみてください。
- 「具だくさん」を選ぶ
「野菜たっぷり」「海藻たっぷり」など、具材がしっかり入っているものを選びましょう。これで食物繊維(プレバイオティクス)を補給できます。 - 「減塩」タイプを選ぶ
塩分管理のために、「減塩」「塩分ひかえめ」と書かれたものを選ぶと安心です。 - (できれば)添加物が少ないもの
毎日摂るものだからこそ、なるべく「無添加」や、シンプルな原材料のものを選ぶと、より体に優しいですね。
インスタントに、乾燥わかめやとろろ昆布、すりごまを「ちょい足し」するのも、手軽に食物繊維をアップできておすすめですよ!
注意点!塩分の管理と対策
味噌汁ダイエットで、私たちが最も気をつけなければいけないこと。それが「塩分」です。
味噌は素晴らしい発酵食品ですが、同時に塩分濃度が高い調味料でもあります。美味しいからと1日に何杯も飲んだり、味が濃すぎたりすると、簡単に塩分過多になってしまいます。
塩分の摂りすぎは、むくみによる一時的な体重増加を招くだけでなく、長期的には高血圧などの健康リスクを高める可能性が指摘されています。
実際に、厚生労働省も「日本人の食事摂取基準」(2025年版)の中で、健康な成人の1日あたりの食塩摂取量の目標量を、男性で7.5g未満、女性で6.5g未満としています。(出典:農林水産省「食塩の取りすぎに注意」)
お味噌汁一杯(約1.2g〜1.5gの塩分)だけでも、1日の目標量のかなりの部分を占めてしまうことがわかりますね。
塩分対策の2大ポイント
でも、大丈夫。2つの工夫で、塩分を抑えながらも美味しい味噌汁は作れます!
1. 「だし(旨味)」を最大限に効かせる!
塩分(塩味)に頼らなくても満足感を得るための鍵は「旨味」です。昆布、鰹節、煮干し、干し椎茸などから、しっかり「だし」を取りましょう。旨味が強ければ、使用する味噌の量を減らしても、味に物足りなさを感じにくくなります。市販のだしパックでも、無塩や減塩のものを選ぶとさらに良いですね。
2. 「具だくさん」にしてカリウムを摂る!
これが最強の対策かもしれません。野菜、海藻類、きのこ類、イモ類(※糖質には注意)には「カリウム」が豊富に含まれています。カリウムには、体内の余分なナトリウム(塩分)を水分とともに体外へ排出する作用があります。具を多くすることで、カリウムを摂取して塩分の排出を促し、同時に汁(=塩分)を飲む割合を相対的に減らすことができるという、一石二鳥の効果があるんです。
健康に関する情報ですので、もし高血圧や腎臓病などで通院中の方は、カリウムの摂取も含め、かかりつけのお医者様や管理栄養士さんに、1日に飲んで良い量や具材についてご相談くださいね。
話題の「長生きみそ汁」の秘密
最近、テレビや本で「長生きみそ汁」ってよく耳にしませんか?
これは自律神経や腸の研究で有名な、順天堂大学医学部の小林弘幸教授が提唱されている、健康効果に特化したレシピです。
このレシピの最大の特徴は、あらかじめ「みそ玉」を作っておくこと。その材料が、これまで私たちが見てきた腸活の観点から言っても、本当によく考えられているんです。
「長生きみそ汁」みそ玉の主な材料
- 赤味噌+白味噌:
発酵期間や麹の種類が違う味噌をブレンドすることで、含まれる菌の「多様性」を高めます。また、赤味噌の「メラノイジン」(抗酸化作用)と白味噌の「GABA」(リラックス効果)を同時に摂取できるメリットもあります。 - 玉ねぎ(すりおろし):
玉ねぎは「オリゴ糖(プレバイオティクス)」の宝庫!まさに善玉菌の優れたエサになります。すりおろすことで、成分が出やすくなりますね。 - りんご酢:
これが最大のポイントかもしれません。りんご酢の主成分は「酢酸」です。酢酸は、この記事の前半で解説した「短鎖脂肪酸」そのものの一種なんです!
つまり、「長生きみそ汁」は、腸内細菌の「エサ(玉ねぎのオリゴ糖)」を補給すると同時に、腸内細菌が作り出すはずの「最終産物(りんご酢=短鎖脂肪酸)」をも直接補給してしまうという、非常に効率的でパワフルな腸活アプローチなんですね。
これを冷凍保存しておき、お湯で溶くだけで飲めるという「手軽さ=継続しやすさ」も、人気の秘密かなと思います。
腸活の味噌汁で痩せるための総まとめ
ここまで、お疲れ様でした!「腸活と味噌汁で痩せる」ということについて、かなり深く見てきましたね。
最後にもう一度、大切なポイントをまとめます。
味噌汁は「飲めば痩せる魔法の薬」ではありません。でも、「痩せやすい体質」と「健康な腸内環境」を育むための、日本が誇る最強の「食習慣」だと、私は心から思っています。
そのメカニズムの主役は、味噌汁の具材(食物繊維)をエサに、腸内の痩せ菌が作り出す「短鎖脂肪酸」。この子が、私たちの代謝を上げたり、脂肪の蓄積を抑えたりと、体質改善のために大活躍してくれます。
その効果を最大限に引き出すために、ぜひ明日から守ってほしいのは、この4つのシンプルなルールです。
腸活味噌汁で成功する4つのルール
- 「具だくさん」をとにかく意識する(食物繊維とカリウム)
- 食事の最初にゆっくり食べる「味噌汁ファースト」(血糖値と食べ過ぎ防止)
- 「だし」を活用して、美味しく「塩分管理」
- 「毎日1杯」をコツコツ「継続」する(菌を送り続ける)
もちろん、味噌汁だけを頑張っても、睡眠が不足していたり、ストレスが多かったり、運動が不足していたりすると、自律神経が乱れて腸の働きは鈍くなってしまいます。腸の働きは自律神経によってコントロールされていますからね。
適度な運動や、リラックスする時間、そして何より良質な睡眠も、腸活の大切なパートナーです。食事(味噌汁)と合わせて、生活習慣全体で腸をサポートしてあげてください。
この記事でご紹介した内容は、あくまで一般的な情報です。体質や体調には個人差がありますので、決して無理はせず、ご自身の体に合う方法を見つけてみてくださいね。
あなたの腸活ライフが、美味しく、楽しく、健康的なものになるよう、心から応援しています!



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